週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H28.10.3～

鉄屑弱含み横ばい

今月国内メーカー生産は上向き状況であり、市中発生は自動車生産が減少傾向なため発生は少ない状況である。
為替と需要減のため輸出向け価格は下げ傾向である。
13Crステンレス横ばい

国内需給バランスは変わらず、目立った動きはない。
鉄スクラップ価格も変化がないため、横ばい推移。
18-8ステンレス横ばい

LME価格が１０，０００ドル台をキープしているが為替の影響により価格が動くまでには至っていないと思われる。
市中発生は少ない環境にあり、生産状況も大幅な動きはない。
アルミ弱含み

市中の発生は少ないがメーカーは輸入塊在庫を抱えており、購入意欲は弱い。
引続き輸入塊の流入が続いている。
国内の新塊と輸入塊の価格差が広がることによってますますスクラップ使用が減少傾向であるのと製品価格が下落している為、引続き弱含みで推移していく。
電気銅建値横ばい

LME価格は高値をキープして為替の円高をカバーし、相場は安定している。
中国の休み明けの動きに注視。
市況相場が動けば荷動きはありそう。

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