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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H29.10.09~

  • 鉄屑弱い

    国内は、一部メーカーが主導で値下げを先行しているためそれに追随した他メーカーの価格も下がっており市中の荷が動き始めている。
    海外市況に関しては、台湾向け米屑価格が下がり始めており今週発表される関東鉄源価格は大幅な値下げが予想される。

  • 13Crステンレス横ばい

    10-12月期で成約されたフェロクロム価格は、前回比で24.6%アップ。
    一方、鉄の価格が下落傾向にあるため値上要因のみの市況ではない。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LME価格は下落しており、海外の価格も下落をしている。
    そのため国内メーカーは値下げをしたい意向であるが、国内の需要が高く発生が少ないため値下げ発表に踏みきることができない。

  • アルミ強含み

    中国環境規制等の問題で先行きが不安定であるため投機の動きが活発化しLME価格は依然高水準にある。また、為替は円安に振れている。
    国内メーカーは輸入塊から国内スクラップに切り替えているが、原料の在庫が不足している事もあり購入意欲は高い。

  • 電気銅建値弱含み

     中国の連休も明け来週の全人代辺りまでは引き続き注視が必要。
    市中は品薄であり、メーカーの10-12月納入量と価格はスライドとされるが
      スポットの販売価格は相変わらず低迷。
    しかし、亜鉛が高騰しており真鍮関係は高値で推移。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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