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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.7.23~

  • 鉄屑横ばい

    国内の一部メーカーは今週から炉休に入るが、各メーカーの生産は相変わらず好調。
    メーカーへの入荷は順調なため、需給は安定している。
    韓国は引き続き日本からの購入を控えている状況。また、トルコ向け価格も下がっているなど、輸出価格は低調。

  • 13Crステンレス横ばい

    メーカーとしては入荷が好調で値下げを行いたい意向も持っているが、
    生産は横ばいで鉄スクラップ価格にも大きな動きがないため、市況は横ばいで推移すると予想される。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    米中貿易摩擦の影響から、LME価格は13,000ドル台まで下落。今後中国の需要が減少すればさらに値下がりする可能性もある。
    輸出価格もあまり伸びないため、下げ傾向。

  • アルミ弱含み

    米中貿易摩擦の影響と港の在庫増加を受け、LMEは2,050ドル付近まで下落。
    国内メーカーも在庫が潤沢なため購入意欲は弱い状況が続いている。
    さらに中国輸入塊が安価になっており、国内スクラップ使用量も減っている。

  • 電気銅建値弱含み

    LME価格は一時6,000ドルを下回るまで下落。その後少し回復し、足元6,050ドル
     付近で推移している。為替も円高に動き、銅相場は落ち込みを見せている。
    要因としては、米中貿易摩擦によるもの。
    国内の荷動きは悪くなる一方。相場が一気に下がったため、高い在庫を抱えるしか
    ない状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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