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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.9.24~

  • 鉄屑様子見

    輸出環境は日本が割高なため成約はほとんどない状況。
    国内は受給が安定していてあまり上げ要因はないが、東鉄が値上げを発表すれば追随する可能性はある。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    国内メーカーは在庫を抱えており、輸出価格も改善されていないため需要は低い。
    鉄価格が上がっているため価格の下支えとなっているが、メーカーとしては下げたい意向。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    国内メーカーは在庫増で一部では荷止めを実施しているなど、スクラップ需要は低い。
    LME価格は依然12,000ドル台を抜け出せておらず、海外市況も需要減により下げ気味。

  • アルミ弱含み

    LME価格は2,000ドル付近で落ち着いている。国内メーカーは未だに在庫を抱えており、10月からのトヨタ自動車製品も7月対比で下がっている。国内新塊と輸入塊の価格差も離れていて、輸入塊の使用率も増えている状況。さらに溶融コストも高騰しているなど国内メーカーは原料価格を下げたい意向。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    足元の円安推移のため、国内銅相場は強含み予想。LMEも6,400ドルまで回復。
    市中の動きとしては月末という時期的要因や上げ相場という要因が重なり、荷動きは悪くなる見込み。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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