週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H31.1.14～

鉄屑弱含み

先週、当地区メーカーは品種別で値下げを発表。
輸出向けの価格は低調な一方で、為替は円高に振れており海外相場は弱い状況。
中部地区の生産は依然として堅調なものの、関東鉄源も下がっており弱含み推移と思われる。
13Crステンレス弱含み

1-3月のフェロクロム価格は値下げ。
国内外問わず引き合いは弱い。一部メーカーは既に値下げを実施しており、値下げの可能性が高い。
18-8ステンレス弱い

先週と状況は変わらず、国内メーカーは在庫が潤沢で輸出向け荷物が出て行かない状況が続いている。LME価格が11400ドルまで回復しているため、価格を据え置く可能性もある。
アルミ弱含み

LMEは米中貿易摩擦やロシアのルサール制裁解除を受けて1800ドル前半で停滞し、為替も円高の状況。国内メーカーもアルミ原料価格の下落、円高による輸入の安値によって、国内スクラップから輸入塊への切り替えの動きも出てきている状況なので、購入意欲も弱い。
電気銅建値横ばい

一時、5,810ドルまで下落したが、米中貿易問題に光が見えた形で100ドル以上回復。為替に関しては世界的な株安傾向の為、円高推移と見られる。市中の動きも鈍い状況。

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