週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ２６．０３．３１～

鉄屑横ばい

関東の普通鋼メーカーの豪雪による事故は代替生産などの対処により回復に向かっていることや、港では東南アジアからのオファーが国内メーカーの値段より高いことから値戻しがある。一方、中部地区の状況は関東の影響は受けづらく、スクラップ価格は依然横ばいと予想される。
13Crステンレス横ばい

クロムのＬＭＥ相場は上昇しており為替も円安に振れているが、鉄スクラップ相場が大きく下落しておりクロムの需要が弱いことを背景に横ばい。
18-8ステンレス強含み

ニッケルのLME相場は上昇しており、一部国内問屋も値を出していることから、スクラップ相場の上昇が期待される。
アルミ横ばい

アルミのＬＭＥ相場に変動はないものの、4月からの自動車生産数量が下がることから、高値調整が見込まれるため価格調整の動向次第。
電気銅建値様子見

日本国内の需要は、1月～3月と変わらない見込み。しかし、輸出では注意が必要で中国の財政状況悪化に伴う金融機関の貸し渋りにより、銅が過剰に市場へ出回っており値下げの要因になり得る。

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