週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.12.17~

鉄屑弱含み横ばい

中国鋼材の下落に伴い、海外輸出スクラップの引き合いも弱い。
しかし、事故の影響で操業停止していたメーカーで荷受再開。
それに伴い、荷余り感がなくなりつつある。
今後、輸出の状況やメーカーの製品価格発表に注視が必要。
13Crステンレス弱含み横ばい

先週に引き続き、国内外問わず引き合いは弱い。
当地区メーカー生産は低調で、在庫も潤沢な状況。
鉄スクラップの価格の動向に注視が必要。
18-8ステンレス弱い

LME価格は11000ドルを割って推移。
関西地区が先行して値下げを実施しており、中部地区も影響を受ける可能性が高い。
当地区メーカーの生産は低調で継続して荷余り感がある。
アルミ弱含み横ばい

LME価格は1,900ドル前半で推移している状況。
国内メーカーは在庫を抱えている。また、中国輸入塊が安価な為、購入意欲が伸びない。
しかし、国内のアルミ需要は若干上がっている。
電気銅建値様子見

LME価格は6,100ドル台を推移。為替も円高に振れている為、足元弱含みで推移する。
米の長期金利会合の影響は、為替に折込済みで動きはない模様。
市中は様子見状態。発生も乏しい中、無いモノ高の状況である。

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