週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.11.10~
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鉄屑強含み横ばい
国内相場は値上げ傾向であるが、国内メーカーの生産は引き続き低調である。
輸出価格に大きな変化はないが、為替が円安傾向にあるため国内の先行値上げが考えられる。
引き続き為替の動向と関東鉄源価格に注視が必要。
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13Crステンレス横ばい
当地区の発生量は少なく、需要量も低位安定しているため価格は横ばいで推移。
海外相場はフレートが一時的に値下がりしており、為替が円安になれば値上がりの可能性もある。
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18-8ステンレス強含み横ばい
LMEは14,800ドル前後で推移。
国内メーカーの生産は低調であるが、市中発生薄な状況が続いており、一部では高値集荷の動きが出てきている。
輸出向け価格が今月値上がりしている事もあり、更なる集荷競争による品薄感が懸念される。
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アルミ強含み横ばい
LMEは2,850ドル付近にて推移為替は153円と円安傾向
国内メーカーは為替の影響で、輸入塊・輸入材の入りが悪く、国内の原料の発生も薄く原料在庫も少ない為、再び購入するポジション。
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電気銅建値横ばい
LMEは10,700ドル付近にて推移。
外部市況の様々な影響で乱高下し不安定な状況。
国内メーカーの需要は依然として低位安定している状況が続いている。市中の荷動きも低調な状況が続いている。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。