週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.6.9~
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鉄屑弱含み横ばい
当地区のスクラップの発生量は依然として低い状況が続いている。
また、メーカーの生産は低調な為、低位安定している。海外からの引き合いも低い状況が続いている。メーカーの入荷状況や為替によっては、値下げの可能性もある。今週の関東鉄源に注視。 -
13Crステンレス横ばい
先週に引き続き、当地区メーカーの生産は依然として低い。
海外相場も大きな変化はなく、為替に左右される状況が続く。 -
18-8ステンレス横ばい
LMEは先週引き続き15,000ドル前半での推移。
当地区メーカーの生産は低く低位安定している。国内外共に需要は低く、スクラップの発生の薄さが相場の下支え要因となっている。 -
アルミ横ばい
LMEは先週引き続き2,400ドル半ばでの推移。
先週引き続きスクラップの発生が薄い。また、国内メーカーの生産及び、製品需要が低調なことから現状値上げの要素が乏しい。 -
電気銅建値強含み横ばい
LMEは足元9,800ドル付近で推移。
国内の市中発生は薄いものの、メーカーの生産も依然として低調で、需給は低位安定している。
引き続き為替とLMEに注視。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。