週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H23年4月18日～
-
鉄屑強含み横ばい
国内製鋼メーカーはＧＷ中の生産のための原料の確保に動いている。
発生状況は依然低調だが、円高傾向による日本屑の割高感も出始めているため、慎重な価格推移も考えられる。
-
13Crステンレス横ばい
鉄屑相場が上昇しているが、各自動車メーカーの操業は低調なため、動き難い状況は変わっていない。
-
18-8ステンレス横ばい
海外相場は上下を繰り返しており、現状で相場を維持している。
スクラップ発生は少ないが、メーカーのスクラップ需要も低調で横ばい推移。
-
アルミ弱含み横ばい
メーカーのスクラップ需要は変わらない状況。海外相場は高値を維持しているが、製品の動きが読みづらく相場は弱基調推移。
-
電気銅建値様子見
需給は製品によってタイト感が出始めているが、海外相場が高いレベルで乱高下しており、様子見状態。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。