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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H26.11.10~

  • 鉄屑様子見

    市中発生は決して好調ではないが、輸出が停滞していたのでメーカー在庫は十分にある。先週は東京製鉄が全工場で値上げを発表したが、それに追随するメーカーは現時点ではなく、また、輸出の新規契約も多くはないので、現時点では値上げムードに反転する様子はない。
    11日に行われる関東鉄源の輸出入札結果により、今後のスクラップ価格が反転するかどうかが注目される。

  • 13Crステンレス弱含み

    海外向けの輸出値段は停滞した状況が続いている。国内需要も減少傾向にあり、メーカーは時期を計らって値下げに踏み切りたい意向。

  • 18-8ステンレス弱含み

    中部地区の一部のメーカーでは、10月比30%の減産を予定しているところがある。また、スクラップ在庫が豊富なメーカーは先週まで荷止めを実施する等、円安下においても輸出環境に変化が見られない。
    今後はスクラップの発生状況により動向が変化すると予想。

  • アルミ横ばい

    先月後半にLME相場は値下がりしたが、円安の影響もあり先月の値下げ分を相殺した水準になってきた。為替が安定してくれば、今後値上がりの余地は見込まれる。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは先月比で横ばいだが、円安の影響で建値が切り上がった模様。今後は円安が定着してくると建値のレンジが以前の750,000-780,000円から800,000-850,000円のレンジで推移すると予想される。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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