週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ28.12.5～

鉄屑強含み横ばい

原油高、資源高の影響でスクラップ価格も上昇している。
メーカーも年末に向けて在庫を確保したいこともあり、強含み横ばいで推移。ただし、今後も輸出環境にも注視が必要。
13Crステンレス強含み横ばい

為替が円安に触れていることもあり、輸出価格も出ている。
鉄スクラップとの価格差を踏まえると、値上げを期待。
18-8ステンレス強含み横ばい

先週からLME価格は11,000ドル台で推移している。
需要はあるが、市中発生が依然少ない事もあり値上げが予想される。
アルミ強含み

為替が110円台でLMEが1,700ドル台と高水準で推移している。
輸入塊は円安影響により国内塊より高値になったことと、メーカーが輸入塊の在庫
が無くなったことで国内のスクラップを集める動きに変わり価格も上昇。
市中もスクラップ発生が減っている状況。
電気銅建値様子見

多少の上げ下げはあるものの大きく動くことは無いと思われる。
ただ、市中の値動きとメーカー価格との差は埋まらず定期分以外は受け入れてもらえない状況。

バックナンバーはこちら