週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ29.4.3〜

鉄屑弱含み横ばい

4月以降も引続き当地区特殊鋼メーカーの生産は高くスクラップの購入意欲は高いが、港価格の値下がりを皮切りに全体的に市況感は弱含み。
海外スクラップ相場と比べると国内スクラップの価格は高値な為、港価格に追随して値下げ基調が進むと考えられる。
13Crステンレス横ばい

4－6月のフェロクローム価格は値下がりするが、メーカーの生産は高い為、鉄スクラップ相場が変動しない限り、現在の価格帯で推移すると思われる。
18-8ステンレス横ばい

LME価格は1万ドルを割り込んでおり為替は円高に振れている。
各メーカーの生産は4月以降も好調で需要は高いが発生が少ない為、需給にタイト感がある。
アルミ横ばい

一部品種は海外メーカー引合いがある為、強含み。
LME価格は先週に引続き1,900ドル台を推移しているが、為替は円高に振れている。
国内メーカーの需要は高くはなく発生も少ない為、バランスしている。
電気銅建値弱含み

国内需要は依然低く、品薄感がある。
LME価格は、足元上がっているが為替が円高に振れている為、今週も為替に注視。

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