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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.1.15~

  • 鉄屑強含み横ばい

     先週、関東鉄源の結果を受け日本国内の価格は上昇したものの未だ日本国内価格との値差があるため値上げ余地があると思われる。
     また、韓国国内の特殊鋼生産が好調なため今後日本から上級屑の流出が考えられタイト感がでると予想される。
     一方、当地区丸棒メーカーは鉄筋販売の不調と設備トラブルにより数量制限をして購入をしている。

  • 13Crステンレス横ばい

    鉄の値上げ雰囲気が収まらないため13CR価格の下支えとなっている。
    韓国国内メーカーの製品発表価格は横ばい。
    一方、輸出向け価格は依然安値で推移している。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LME価格は12,800ドル程度で推移しているが、為替が円高で推移しているため懸念材料となっている。
    一方、韓国国内製品価格は値上げ。

  • アルミ強含み横ばい

    LME相場は2100ドル台と年明けから若干の値下がりをしているが、高値をキープしている。一方、国内メーカー製品と原料共に在庫の確保ができているため購入意欲は高くない。

  • 電気銅建値弱含み

     先週のLMEより約60ドルの値下げにより本日10,000円/tの値下げが発表された。1-3月のメーカーのスクラップ在庫は多く余剰感があるため購入意欲は低い。
     中国向け雑線は輸出量が半分程度減り価格も10-20円/kgの値下げ。
     低品位の物品に至っては、価格が出ない状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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