週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H30.11.19～

鉄屑弱含み横ばい

10月下旬に発生した国内の一部メーカーのトラブルは回復基調で、一部品目は荷受け再開。
しかし、完全な荷受再開でない為、今後の動きに注視。
市場は依然荷余りな状況である。
13Crステンレス弱含み

価格の下支えになっていた鉄スクラップ価格は先週も下落。
当地区メーカー生産は低調で、在庫も潤沢な状況。
18-8ステンレス弱い

関西地区が先行して値下げを実施しており、中部地区も影響を受ける可能性が高い。
当地区メーカーの生産は低調で、輸出向けにも荷物が出て行かないことから、継続して荷余り感がある。
アルミ弱含み横ばい

LMEは1,900ドル前半まで下落。合わせて、原油価格も下落。
メーカー在庫の状況や輸入塊価格が安価になれば海外相場に引っ張られる可能性も。
しかし、国内アルミの需要は堅調であり、国内メーカー購入意欲もある。
電気銅建値弱含み

LME価格が一時6,100ドル台から200ドル近く下落。
足元で1万円の下げ余地あり。為替によっては更なる下げの可能性も。
APECでの、米中の首脳による貿易問題議論も平行線である。今後の展開に注視。

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