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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.6.17~

  • 鉄屑弱含み

    関東鉄源の結果を受けて、先週当地区メーカーでも値下げを発表。加えて、先週の関西鉄源の 結果も低水準である。特に新断に関しては輸出が芳しくない状況。
    国内メーカーは在庫が潤沢である。関西地区では、荷止めや荷制限が増えている状況。国内外でスクラップ需要は低いため、今後も下振れの可能性は高い

  • 13Crステンレス弱含み

    各メーカーの在庫は潤沢で、国内の需要は低い。新断価格は下落し、今後も値下げ傾向にある為、当地区メーカーの下振れの可能性は高い。

  • 18-8ステンレス弱含み

    先週関西地区メーカーで値下げを発表。国内メーカーの在庫は潤沢であり需要が低い見通しで、生産も減産している。また、輸出価格も低い水準にある。

  • アルミ弱含み

    LME相場は1,750ドル台で停滞し為替108円台で円高傾向。国内メーカーは生産変わらず、製品・原料ともに在庫を抱えている状況のため、スクラップ購入意欲は低い。また、中国の輸入塊が安価で流入しているが、それも在庫が残っている状況である。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LME価格は5,800ドル前半を推移。米国の利下げリスクにより、円高水準。市中は国内銅相場の下落で荷動きは悪い。足元1万円の値下げ予測。中国の消費者指数は予想を下回る。さら に工業指数も下落により、中国国内の需要減少。今後も中国の影響により銅価格は弱含みに推 移を予測。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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