週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2019.9.9～
-
鉄屑弱含み
国内メーカーは減産傾向であり在庫も潤沢で、値下げが実施された。
依然として海外の輸出環境は価格が合わず荷回りが悪い状況が続いている。
今週、関東鉄源の結果次第ではさらなる値下げも考えられる。
-
13Crステンレス弱い
国内需要は低調で、当地区メーカーは減産傾向であり在庫過多となっている。
鉄相場も弱い状況であり下げ基調。
-
18-8ステンレス強い
先週に引き続きLME価格は高値を維持している。
輸出価格も上がっており、それに応じて当地区メーカーも値上げすると思われる。
-
アルミ弱含み
LME相場は米中貿易摩擦の関税問題が交渉の報道が入り,750ドル付近まで上昇。為替も107円台で落ち着いている状況。しかし国内メーカーは依然生産が上がらず、原料価格も下がっている為、在庫潤沢の状況は変わらず購入意欲は弱い状況。
-
電気銅建値横ばい
LME価格は先週より100ドル以上の上げ、為替も落ち着いている。
市中の発生は依然として少ない状況。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。