週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.10.7~

鉄屑弱含み

国内メーカーの購入意欲が低い状況は続き一部在庫過多、炉修を控えているメーカーもある。
海外も韓国は減産、輸入量は減る見通し。需要のある国もあるものの価格差がある。
先週の関西鉄源入札結果も値下がり、今週の関東鉄源入札結果にも注視。
13Crステンレス弱い

当地区メーカーの生産は変わらず低く国内需要はあまりない。輸出価格も低い上に鉄も先週更に値下げがあり、更なる値下げも考えられる。
18-8ステンレス強含み横ばい

LME価格が17,000ドル台前半で安定している為、海外相場から考えるとまだ値上げの可能性はあるものの、国内メーカーの生産は低調で高値を出すまでの状況にはない。
アルミ弱含み横ばい

LME相場が1,700ドルを割り、為替は106円台。
国内メーカーは在庫潤沢で生産も伸びておらず購入意欲も弱いが、市中スクラップ発生も薄いため、今後を考えると価格は下げづらい状況。
電気銅建値横ばい

LMEは6,400ドル弱まで下落。米、中の景気指数もよくない。
一方で市中の動きとして発生は少なく被覆の処分が安価で出来ていることから、太線の買付けは今後厳しくなると思われる。

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