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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.11.11~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    輸出環境は引き合いがあるものの、当地区メーカー価格より安い値段で成約している。
    韓国向けは約残を優先して輸出している為、新規契約に結び付かない。
    当地区メーカーは依然購入意欲は低いが市中発生も減少傾向にある。低位安定している為、値下げには慎重にならざるを得ない状況。

  • 13Crステンレス弱含み

    先週当地区メーカーが値下げを発表。
    依然国内メーカーの生産は低調であり、需要も低い。
    輸出向けの引き合いもなく、国内外ともに弱含み推移すると思われる。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    先週当地区メーカーが値下げを発表した。
    国内メーカーの生産は低く、一部の地域では荷余り感が出ている。
    LME価格は16000ドル台をキープしているのが、輸出の引き合いも少なく今後も弱含み推移すると思われる。

  • アルミ横ばい

    LMEアルミ価格は米中貿易摩擦緩和の影響で1,800ドル台まで上昇、為替も109円と円安傾向にある。
    国内メーカーの生産は伸び悩んでいるが海外相場に押されて今月の原料価格は横ばい推移。
    国内メーカーは市中のスクラップ発生が薄いこともあり、スクラップ価格は下げ止まりまで来ていると言える。

  • 電気銅建値横ばい

    LME価格は先週から100ドル近く上昇。為替も109円台での推移。
    市中は高値希望で荷動きが悪く真鍮スクラップを中心に低品位な荷物に値段が出てこない。
    元々、国内消費に行き詰り海外へ流れていたものが輸出できなくなり国内で滞留した結果、建値以上にメーカーは値下げを行っている模様。足元@40~@50円/kg値下げを行っている

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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