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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.11.18~

  • 鉄屑強含み横ばい

    関東鉄源は先月比約2,000円上げの結果が出ており、海外向けに高値が出ている。
    当地区の市中発生屑は少なく、輸出価格に引っ張られる形で若干の値上げの可能性がある。
    しかし、海外向けの価格は限定的とみられ、当地区メーカーの生産も上がってこない為、一時的な値上げの可能性が高い。

  • 13Crステンレス弱含み

    輸出価格は低調で、国内メーカーの生産も低調である。
    鉄の価格は上がったものの、下げ止まるほどの要因にはならない。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LME価格は15,000ドル近くまで下がっている。
    国内メーカーの生産は低調であり、一部では荷余り感もあるため、引き続き弱含み推移。

  • アルミ横ばい

    LME価格は1,750ドル付近をキープしている。
    市中発生屑は少なく、国内メーカーの生産は変わっていないが、在庫が減ってきている。
    また、中国の二次合金メーカーが、輸入規制で在庫が足りなくなってきている。
    国内外ともに、入荷状況や生産状況次第で値段変動の可能性あり。

  • 電気銅建値様子見

    LME価格は先週から5,800ドル近くを推移。
    依然として、メーカーは建値通りでの購入をしていない状況。
    それに伴い、市中の荷動きは悪い。
    米中貿易摩擦に注視が必要。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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