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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.11.25~

  • 鉄屑強含み横ばい

    関東鉄源発表後の港価格の上昇や市中発生量減などの影響から、当地区メーカーの買値は上がっている。
    しかし国内メーカーは減産体制で鉄鋼製品価格も据え置いているなど、需要は低い。
    また、韓国からの引き合いも少ないため今後の値上げは限定的なものと思われる。

  • 13Crステンレス横ばい

    依然として国内の生産状況は低調でありメーカーの購買意欲は低いものの、鉄価格が値上げに転じたことが下支えとなっている。

  • 18-8ステンレス弱い

    LME価格が14,000ドル台まで下落したことで関西地区のメーカーは値下げを実施。
    当地区も値下げを発表した。海外からの引き合いも弱く、今後の値下げが予想される。

  • アルミ横ばい

    LME相場は1740ドル付近を推移、為替は108円台をキープ
    国内メーカーの在庫減の影響から購入意欲が出てきている。
    中国の輸入規制から中国からの輸入塊の供給が減少。国内塊への切り替えの動きに変わってきている。しかし国内メーカーの生産が伸び悩んでいるのと、LME相場が上がってない為、値上げまでには乏しい状況。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは5,800ドル台での推移。
    市中の発生が少ないため輸出向けの雑線に関しては、価格は上がらずも引き合いは多い。
    真鍮関係はスソ物に関して値段が出てない状況。市中にはかなり荷余り感があり、在庫過多により、荷受け制限。輸出も東南アジア向けで流れていたが、こちらも非常に悪くなって来ている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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