週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.12.2～

鉄屑様子見

国内メーカーは依然生産量は変わらず発生も悪い。
海外は一部価格がでているところがあるものの韓国からの引き合いは少ない。先週当地区一部メーカーが値上げを実施したが、追随しないメーカーもあり不透明。今月の関東鉄源の結果と年末の入荷次第か。
13Crステンレス弱含み横ばい

依然として国内の生産状況は低調。新断価格が戻し、下げにくい状況ではあるがメーカーの需要、購入意欲は低い。輸出価格も下がっており、今後の鉄の価格の動向も注視。
18-8ステンレス弱い

LME価格が14,000ドルを割る下落、海外からの引き合いも弱い。当地区メーカーの需要も低く更なる値下げが考えられる。LME価格の動きに注視。
アルミ横ばい

LME相場は1750ドル付近を推移。
中国の輸入規制から中国からの輸入塊の供給が減少、国内メーカーのスクラップの購入意欲は上がってきているが市中発生が少ない。
しかし国内メーカーの生産の伸び悩みと海外相場も上がらず値上げには至らず。
電気銅建値弱含み横ばい

LMEは5,800ドル台での推移。海外に関しては米中協議の行方次第か。
国内は市中の発生が少ない。年末に向けて荷動きはあると思うが製品価格が低迷気味のため、注意が必要。

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