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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2019.12.16~

  • 鉄屑強含み横ばい

    関東鉄源は先月比約1,500円上げの結果が出た。
    当地区の市中発生は少ないため、輸出向けの価格に引っ張られる形で若干の上げ余地がある。
    しかし、中部地区の電炉メーカーの生産は上がってこない為、値上げは慎重の様子。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    輸出価格は低調で、国内メーカーの需要も低調である。
     需給のバランスは弱含みだが、鉄価格の上昇からメーカーは下げづらいと思われる。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LME価格は14,000ドル前半まで上昇したものの、国内メーカーの生産は低調である。
    海外の輸入規制の影響もあり、足元で荷余りの状態であるため引き続き弱含み推移。

  • アルミ強含み横ばい

    LMEは1,750ドル付近で推移、為替は109円台円安傾向。
    国内メーカーの生産は伸び悩んでいるものの、中国からの輸入塊が減少しているため在庫は減ってきている。そのため、メーカーの購入意欲は上がってきている。
    原料価格も徐々に上がってくる見込みのため、来年以降価格が上昇する可能性がある。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    LMEは5,800~6,100ドル台で推移。為替は米中協議とイギリスEU離脱のため、108円台から109円台後半で円安傾向。市中の荷動きとして、銅相場が急騰したため多くなると予想。
    まだ上昇の余地も有り、市況的には様子見ムードが続くと思われる。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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