週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.1.27～

鉄屑弱含み横ばい

国内メーカーの入荷は概ね好調な一方で、生産用は以前低調。
海外はトルコ向けの価格が反落し、東南アジア向けの価格も値下げが予想される。
しかし国内の発生量は依然少なく、一部メーカーは2～3月の増産が予定されているため相場の急落は考えにくい。
13Crステンレス横ばい

国内メーカーの生産は低調で海外の引き合いも盛り上がりに欠ける。
メーカーの需要は低迷しており購入意欲は低いが、鉄との価格差の面で値下げが難しい状況。
18-8ステンレス弱含み横ばい

国内メーカーの生産は低調で購入意欲は低い。中国が春節に入ったことや新型コロナウイルス関連肺炎の問題などが影響しLME価格が下落、国内の低い需要と相まって値下げも考えられる。
アルミ横ばい

新型肺炎の影響や、世界経済成長率の下方修正などの懸念からLME相場は下落。
国内の生産状況は相変わらずで購入意欲は低いものの、市中発生は低調で、一部品種に関しては海外からの引き合いもある。
電気銅建値弱含み横ばい

LME価格が下落し、為替も円高になりつつある。市中の動きも低迷しており購入しづらい状況。現在中国など海外にも出しづらい状況のため荷余り感が出ている。

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