週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.4.6～

鉄屑弱い

新型肺炎の影響もあり、国内メーカーはさらなる減産傾向で購入意欲は低い。市中と工場発生量もタイトになってきており、需給のバランス、今週の関東鉄源の結果に注視。
輸出に関して4月は約残があるものの船が回らず、新型肺炎の影響により海外の需要はますます下がると思われる。
13Crステンレス弱い

引き続き国内メーカーは減産、需要はますます低調。新型肺炎の影響で海外の販売先は限られ、高値はみられない。鉄の価格も下げの傾向の為、弱い状況。
18-8ステンレス弱い

引き続き国内のメーカーは減産、需要は低調で市中も値下げの見通しが浸透している。
LME価格は11,000円台前半と下落がすすんでいる。関西方面の断続的の値下げに追従して当地区メーカーも値下げしており、海外も国内も弱い状況。
アルミ弱い

LME価格は1,450ドル付近まで下落。自動車メーカーの減産を受け、生産量を大きく落としている国内メーカーもあり、在庫は潤沢。先週に引き続きさらなる値下げが予想される。
電気銅建値弱含み

LMEは4,800ドル台の推移。為替は円高方向で予想される。メーカーの契約数量、価格とも下落しており市中の荷動きも悪い。

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