週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.4.27～

鉄屑弱含み横ばい

自動車メーカーを中心に減産による発生減の状態が続いており、特に新断に関してはタイトな状況となっている。
海外向けでは、トルコ向けの価格が反発しており、価格の下支えとなっている。
　　新型コロナウイルスの影響もある中で、以前までの下げムードが緩和されている。
13Crステンレス弱含み

自動車メーカーの生産減により発生はタイトだが、需要がない状況が続いている。
引き続き当地区メーカーの生産は低調である。
18-8ステンレス横ばい

国内メーカーは生産を落としていて、需要は低調である。
しかし、海外からの引き合いも出ていることや、発生減から横ばい推移とみられる。
アルミ弱い

LME価格は1,470ドルで安定しているものの、二次合金メーカーは既に荷止め、GW明けの生産も低調。
また、メーカーは製品在庫を抱えている為、更に価格を下げたい意向がある。
電気銅建値様子見

市中の発生は減っており、荷動きはあまり見られない。
メーカーは在庫を抱えており、納入量も2～3割減されている。
GW明けも厳しい状況が続いており、連休明けの見通しも悪い状況が続く。

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