週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2020.5.25～
-
鉄屑強含み横ばい
自動車メーカーの減産によって発生が減少しているものの、当地区メーカーは減産で購入意欲は低い。関東では品薄な状況が続いており価格を出しているとこもみられる。
海外は高値にて引き合いしていたが現状は落ち着いている。
-
13Crステンレス横ばい
先週に引き続き発生は減少しているが、当地区メーカーも減産で需給のバランスがとれている。
海外からの引き合いもなく横ばい基調。
-
18-8ステンレス弱含み横ばい
LME価格は低位安定しており輸出価格に大きな変動は見られない。
国内では新型コロナウィルスの影響もあり需要は低く、メーカーは減産傾向。
市況感としては弱い基調だが、輸出価格が下支えとなっており価格は横ばい基調。
-
アルミ弱い
LME価格は1,480ドルと若干上がっているものの、未だ1,500ドルに届かない厳しい状況。国内メーカーに関しては6月以降も生産状況変わらず、製品在庫も抱えている状況で購入意欲は低い。一部アルミ缶の需要が増えており海外からの引き合いがでてきている。
-
電気銅建値様子見
外電、5,200ドル台から、100ドル程上げ。上値重たい現状。中国、香港の法律の関係で不透明感。為替は107円台での推移。
市中では1号銅線の品薄状態で、赤ナゲット母材が非常に高値で、取引されている模様。6月までメーカー枠が決まっている問屋筋は、販売価格は高くない為、仕入れに苦戦している。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。