週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.11.30～

鉄屑強含み横ばい

12月の当地区メーカーの生産は高く、依然として市中発生屑の発生は少ない状況。
しかし、海外相場に比べて国内相場の方が高くなっていることと、製品価格との兼ね合いを考えると値上げには慎重になる可能性もある。
13Crステンレス強含み横ばい

当地区メーカーの需給は低い水準でバランスを保っている。
鉄との価格差を考えると値上げの可能性がある。
18-8ステンレス強含み

LME価格が16,000ドル台まで高騰。当地区メーカーも12月生産を上げてくる模様。
しかし、輸出のコンテナを確保できない現状は続いているのが懸念される。
アルミ強含み横ばい

LME相場は1,900ドル後半で推移。国内メーカーも輸入塊の高騰と原料不足により、購入意欲が高い状況。
しかし、スクラップ価格を上げても品物がない状況が続いているのと原料価格とひっ迫してきている為、頭打ち感も出てきている。
電気銅建値強含み横ばい

LME価格は7,400ドル台、為替は103ドルで推移。
国内メーカーは在庫が潤沢な為、年末に向けての購入意欲は低迷。
輸出向けも、中国の新規制での動きの中、様子見ムードは変わらず。

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