週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2020.12.14～

鉄屑強含み

海外からの引合いは強いが国内の高値に対し成約が決めれていない状況。
市中は引き続き品物不足が続いており
鉄屑需要に対し供給が追い付いていない状況。
国内相場は海外相場をけん引しながら
値上げが考えられる。
しかしメーカー製品価格が上がっていない為、
値上げは慎重になると思われる。
13Crステンレス強含み

当地区メーカーの生産は低く、購入意欲は低い。
鉄価格が上げ基調の為、連動して値上げの可能性がある。
18-8ステンレス強含み

LME価格は高水準で推移している。
当地区メーカーの生産は堅調だが市中の発生は少ない。
海外との引合いにより国内価格も値上げが考えられる。
アルミ強含み

先週に引き続きLME相場は2,000ドルを超えている。
国内メーカーの生産は好調であり購入意欲は高い。
国内発生も少なく無いモノ高が続いている。
電気銅建値弱含み横ばい

LME価格は7,700ドル台で推移。
一時7,800ドルまで値上がりしたことにより、
建値は若干下がる。
市中は銅建値の高値推移につき輸出価格に釣られ、
国内相場も上昇傾向。
しかし、国内メーカーの在庫は潤沢であり
購入意欲は低調。

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