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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.3.29~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    フレート価格高騰の影響で輸出価格が下がっており、
    関東地区は下落基調にある。
    一方年度末環境から当地区メーカーの生産は高く
    堅調である為に市況の下支え要因となっている。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    鉄価格に連動し下落する可能性はある。
    輸出価格はフレート価格の高騰の影響で弱い状況である。しかし当地区メーカーは増産傾向にあり消費が底堅い。
    さらに原材料のフェロクロムの上昇が
    市況を下支えしていく。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LME価格は16000ドル前半で推移。
    月初に急落してから反発する気配が見られず、
    フレート価格の上昇による輸出需要の先細り
    懸念を材料に先安観を拭えない展開となっている。

  • アルミ強含み

    LME相場は2200ドル台と高水準。
    輸出塊の価格も高止まり状態である。
    輸出向けのスクラップ価格が高騰しているのを受け、
    国内の合金メーカーは輸出業者の買いと
    価格に引っ張られている状態。
    スクラップ発生が少ない品もあり無い物高になっている。

  • 電気銅建値横ばい

    LME 9,000ドル前後での推移。
    中国需要も相変わらずの好調、外電も高値維持。
    市中の動きとしては高値が続き、荷動きも少悪い。
    発生も減少しており品薄高値感は継続される。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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