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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.4.12~

  • 鉄屑強含み

    当地区は市中の発生や荷動きは上向きでメーカーへの入荷も順調に進んでいる。輸出市場は中国をはじめとして鋼材価格の上昇を受けて鉄スクラップ価格も上向いている。フレートの高騰が懸念材料だが、海外相場との引き合いで値上げすると考えられる。

  • 13Crステンレス横ばい

    フェロクロム価格は上昇しており、相場の下支えとなっている。しかし輸出価格はフレート価格高騰による影響がでており、弱い状況は続いている。今後鉄相場の上昇に合わせて上げも考えられる。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LME価格は先週と変わらず16,000ドル前半で推移。
    当地区メーカーの生産は高い水準にあり、フェロクロム価格の上昇が下支えの要因となっている。しかし、フレート価格高騰によって輸出価格への影響は依然として続いている。

  • アルミ強含み

    LME相場は2250~2300ドル台と高水準で推移。
    国内メーカーの生産は高く、購入意欲も高い状況。輸出業者も海外向けのスクラップを積極的に購入しており、海外との引き合いで価格が高騰している。

  • 電気銅建値横ばい

    LME 8,900ドルでの推移。
    中国需要も好調さは依然として維持している。市中の動きとしては高値が続いており荷動きは発生量が減少しているので、品薄感から高値は継続される模様。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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