週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.7.19～

鉄屑弱含み横ばい

先週に引き続き国内メーカーの購入意欲は高い。需給のタイト感から上級品種の強い引き合いは続いているが、一方で下級品種の低基調も続いている。メーカーごとの対応も依然としてバラつきがあるため、今後の動向には注意が必要。
13Crステンレス横ばい

先週に引き続き国内メーカーの生産は安定している。鉄屑の上級品種に高値が出ている為、今後も鉄スクラップ価格に連動した値動きが考えられる。
18-8ステンレス強含み

LME相場は依然として18,000ドル後半を推移。
需給がタイトな状況は続いており、ナイモノ高による値動きは続くと考えられる。
アルミ強含み横ばい

LME相場は2,500ドル前後と依然と高水準。
国内メーカーの生産は安定しており、市中の発生も少ないため購入意欲は続いている。
一方で、輸入塊の価格上昇が一服したことで製品の価格上昇が落ち着いてきているため、今後の動向には注意が必要。
電気銅建値強含み横ばい

LEM相場は先週に引き続き9,500ドル前後での動き。
市中の荷動きは低迷しているが、発生が少ないためナイモノ高は続いている。

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