週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.9.20～

鉄屑強含み

自動車メーカーの減産の影響で工場発生は減少している。一方で当地区電炉メーカーは依然として需要は高くタイトな状況は変わらない。先週末に一部メーカーが値上げを発表しており、他メーカーも値上げの可能性が高い。
13Crステンレス強含み横ばい

鉄と同様に工場発生が減少し市中は品薄状態に。一部メーカーの生産水準は高いが海外需要は低調推移。また、鉄連動での今後の値上げは考えられる。
18-8ステンレス強含み

足元のLMEは19,500ドル付近を推移。
状況は先週とあまり変わらず、国内外の需要は依然として高い。市中の発生も少なく、需給がタイトな状況はしばらく続くと考えられる。LME連動による値上げは十分に考えられる。
アルミ強含み

LMEは2,800ドル付近を推移。
トヨタ自動車減産の影響で市中発生は依然として少ない。
今後の挽回生産に備えてメーカーの需要は高い状況が続く。
電気銅建値様子見

LMEは9,300～9,400ドル付近を推移。
国内についても市中の発生は少なく、荷動きについても低迷。
ナイモノ高は今後も続く見込み。

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