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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.5.9~

  • 鉄屑弱含み

    関東の輸出市場は続落、先週一部メーカーは値下げを発表。
     今週中、当地区の他メーカーも追随する可能性が高い。
     先月に引き続き自動車メーカーの減産に伴い、需給はタイトであるが、今週末の関鉄源の結果によって、値下げの可能性が考えられる。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    一部国内メーカーの需要は依然として高い状態。輸出価格もフェロクロム価格の上昇により一部では高値が出ている。しかし、鉄連動により値下げも考えられる。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LMEは30,000ドル台で推移。
     先月に引き続き値上げの期待値は依然として高く、発生は薄く需給タイトな状況は続いている。国内外メーカーの生産は高い状況で、今後も強気な相場感が続く見通し。
     しかし、足元でLME価格が下がっている為、注意が必要。

  • アルミ弱含み

    LMEは2,800ドル台と下落。
    国内メーカーはLME価格の下落と5月の自動車メーカーの減産を受けて生産は活発ではない様子。メーカーの在庫に関しては連休前に確保が出来ていた為、購入意欲は薄い。

  • 電気銅建値弱含み

    LMEは9,400ドル台と下落。
    アメリカの利上げ対策と、中国のロックダウンの影響による経済懸念もあり、下落。
    輸出環境は中国のロックダウン等もあり、雑線や下級銅はトーンダウンしている。
    しかし、上級屑は発生薄により引き合いはある。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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