週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2022.8.29～
-
鉄屑強含み
海外からの需要が高く、市況は上昇傾向が続いている。先週国内価格も値上げしている。しかし国内発生はま回復していないため、また今後の需給バランスの動きに注視が必要です。
-
13Crステンレス強含み横ばい
鉄価格の上昇に伴い、新断価格に連動した値上げが行われる可能性がある。輸出入の海上運賃は値下げにあるため、海外市況が反発の動きを見せている。引き続き鉄の価格と連動していくと考えられる。
-
18-8ステンレス強含み横ばい
LME価格は21,500ドル台付近で推移している。環境面で大きな変化は無く、相場感としては引き続き強基調。LMEの推移が少し不安定であるのでメーカーの値動きは慎重に対応していくと思われる。
-
アルミ横ばい
LME相場は2,490ドルで2,500ドル付近まで上昇。
国内メーカーに関しては夏季連休明けもあり、在庫状況、生産状況は変わらず。しかし中国アルミ副原料であるシリコンの価格上昇から輸入塊の価格が反発しているのもあり、国内塊の値下げも一服感は出てきている。またシリコン価格上昇により機械系鋳物コロは価格見直される可能性と、輸出向けのビス付きサッシもここに来て買い始める動きも出てきており、一部品種で価格調整が入って来ている。9月以降のトヨタ自動車生産状況と製品価格にも注視が必要。 -
電気銅建値様子見
LME足元8,137.50ドル。LME相場は中国の景気対策から景気回復期待感が出てきている為上昇。国内の荷動きは依然悪い状況ではあるが、自動車の生産回復期待感から集荷の動きは出始めている。しかしながら市中発生が少ないため、購入には難航をしている状況。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。