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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.12.19~

  • 鉄屑横ばい

    先週、当地区は輸出価格に対応する形で値上げの対応をしている。しかしトヨタ自動車の生産が低調ということもありスクラップ発生減、製鋼メーカーの需要は低調で粗鋼生産も減少傾向にある。
    上記の事から値上げ要素が現状無いため、年内はこのまま横ばい推移する見込み。

  • 13Crステンレス横ばい

    当地区メーカーの生産状況、輸出環境ともに先週から大きな変化はない。
    先週、鉄相場は上がっているものの値上げ対応は見込めない。
    今後も鉄相場の動きに注視が必要である。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは28,000ドル台での推移。
    市中発生が減少しており、各業者荷物の取扱量も少なくなっている。また他地区との価格差があるものの、当地区では粗鋼生産も低く需要が低いため、このまま横ばい推移すると見込まれる。

  • アルミ強含み横ばい

    今週LMEは2,380ドルでのスタート。
    自動車メーカーも年明けに高い生産計画を発表したことで需要回復にも期待感がある。スクラップ需要については供給が追いついておらず、原材料不足は相変わらず継続している。無いもの高の状況が相場の下支え要因となっている。

  • 電気銅建値弱含み

    今週LMEは8,300ドルでのスタート。
    国内については相変わらず需給は低迷している。
    中国に関しては新型コロナ規制緩和から需要回復が期待されるものの、年末年始にかけて輸入制限を行い需給が鈍化することから相場観として弱基調になる見込み。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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