週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.5.8~

鉄屑弱含み

GW操業を終えたものの、当地区メーカーは4月から持ち越した在庫が多い状態が続いている。
また、海外相場に対して国内相場には割高感が残っている。
今週の関東鉄源の結果には注意が必要。
13Crステンレス弱含み横ばい

海外勢の購入意欲は高いものの、価格は値下げ傾向にある。
また、国内メーカーの購入意欲は低い状況が続いている。
18-8ステンレス強含み横ばい

当地区メーカーの生産は低位で推移しているものの、直近のLME価格は24,000ドル付近と、先月平均より上昇している。
海外と比べて国内価格に割安感が出ており、状況によっては値戻しの可能性も考えられる。
アルミ横ばい

市中発生は薄く、メーカー在庫過多の状況は以前より解消されつつある。
自動車向けの需要も回復しつつある中で、製品価格が上がってくれば、相場が反転する可能性も出てくる。
電気銅建値様子見

LMEは8,500ドル後半まで後退。中国需要が回復鈍く、アメリカの利上げ政策が影響していると思われる。
国内の需要は変わらず低調である。
世界経済が不安定であり、今後も世界情勢に応じての値動きが考えられる。

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