週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.1.15～

鉄屑強含み横ばい

為替は引き続き円安傾向で推移。
海外では一部で高値が出ており、転じて国内でも一部港で値上げを発表。
当地区については需要回復とまではいっていないが、一方で一部メーカーでは荷物を集めきれていない状況。
今週の関鉄源の結果には注視が必要。
13Crステンレス強含み横ばい

海外では一部で在庫不足が続いている。為替、需要ともに上げ基調。
当地区でも海外相場に引っ張られる形での値動きが考えられる。
18-8ステンレス横ばい

LMEは16,000ドル台で推移。
国内外の需要は変わらず定位安定。
引き続き市中発生も薄いため、相場は横ばいの見通し。
アルミ弱含み横ばい

LMEは2,200ドル付近で推移。
市中発生は薄いものの、一部自動車由来のメーカーについては製品在庫とスクラップ在庫が潤沢。生産も減産傾向。
一部国内自動車メーカーの生産は先行き不透明が続いているため、引き続き注視が必要。
電気銅建値横ばい

LMEは8,300ドル付近を推移。
国内メーカーの需給は停滞。中国需要も回復していない。
国内の市中発生は薄いものの、需要は一部品種を除き低位安定。

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