週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.2.19～

鉄屑横ばい

大手自動車メーカーでの一部工場の稼働停止の影響で発生量も減っているが、当地区メーカーから目立った動きはない。
海外相場は円安に振れている為、中国の春節明け以降の値動きに注視が必要。
13Crステンレス横ばい

相場は先週に引き続き大きな変化はないが、為替の影響により、輸出業者が集荷を強めている状況。
18-8ステンレス強含み横ばい

LMEは16,300ドル台を推移。市中発生が薄い状態は続いている。
関西の相場が上がったことに対し、当地区メーカーの値上げ発表は依然ない状況。
当地区メーカーの動向に注視が必要。
アルミ強含み横ばい

LMEは2,200ドル付近で推移している。
国内メーカーは大手自動車メーカーの不正問題の影響による製品需要の低下と生産調整等の影響もあるが、市中の物不足の深刻化や為替の円安進行と春節明けの輸出業者の買い意欲が高まっている状況もあり、引き合いが強くなっている。
電気銅建値横ばい

LMEは8,400ドル台で推移している。為替は150円台で円安傾向。
中国の春節明けの期待感はあるが、市中の需給共に低位安定は変わっていない状況。

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