週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.3.4～

鉄屑横ばい

先週から為替に大きな変化はないものの、国内発生は引き続き低位安定。当地区では一部メーカーで集荷難など物不足が見られている。引き続き関東鉄源の結果に注目。
13Crステンレス横ばい

当地区については市中物不足のため価格は堅調推移。
引き続き鉄連動での値動きが考えられる。
18-8ステンレス強含み横ばい

LMEは17,400ドル台を推移。輸出向けの価格は一部で高値が出ている。当地区では発生難による品薄感が続いており、値上げの期待感が散見されている。今後も当地区メーカーの動向には注視が必要。
アルミ強含み

LMEは2,240ドル付近で推移している。
引き続き当地区では一部自動車メーカーの不正問題の影響により製品需要がよくないものの、一方では原料不足が深刻化している。為替も安定しており物が輸出向けに流れやすい状況から、より一層ナイモノ高が注視される。
電気銅建値強含み横ばい

LMEは引き続き8,500ドル台で推移。
国内の製品需要は低位安定なものの、輸出向け業者の購入意欲は高く、一部では引き合いが見られている。

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