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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2025.6.2~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    為替が円高傾向にあり、湾岸価格や輸出環境への影響が懸念されるものの、一部メーカーでは夏季炉修に向けた前倒しの生産も見られる。
    依然として、スクラップ発生量は少なく、当地区製鋼メーカーの生産は低位安定している。
    メーカーの入荷状況や輸出価格によっては、値下げの可能性もある。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内需給は依然として低位安定している。
    大きな環境変化はなく、為替に左右される状況が続く。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは引き続き15,000ドル前半での推移。
    国内外の需要は少ない。
    輸出向け価格の下落があったものの、市中発生の薄さが国内の価格を下支えしている。

  • アルミ強含み横ばい

    LMEは2,400ドル半ばでの推移。為替は円高傾向。
    国内メーカーの生産、製品需要は依然として低調。
    しかし市中では原料発生が薄く、輸出向け業者が高値をつけて購入に動いている為再び物不足の懸念が出始めている。

  • 電気銅建値横ばい

    LMEは足元9,600ドル付近で推移。
    市中発生は薄いものの、国内メーカーの生産も依然として低調で、需給は低位安定している。
    アメリカの関税政策の不透明感もあり海外市況は乱高下している状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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