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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2025.6.30~

  • 鉄屑弱含み

    海外相場は為替が円高に振れている事から輸出向けも引き合いは強くない。
    当地区は市中スクラップ発生、荷動きの低調さが相場の下支えになっていたが、各メーカーの夏季炉修が予定されており生産量は減少見込みであることから軟調感が見られる。
    先週末に一部メーカーが値下げを発表しており、他メーカーも連動した動きが予想される。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内、海外共に先週から大きな変化は無い。
    引き続き海外市況と為替の動向に注視が必要である。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LMEは14,000ドル後半での推移。
    国内及び当地区に関しては依然として市中発生も薄く、メーカーの粗鋼生産も低調なまま均衡が取れている状態である。
    先月に引き続き来月も韓国向け価格は下がっており引き合いが弱いため、国内も値下げの動きをすると予想される。

  • アルミ強含み横ばい

    LMEは2,500ドル後半で堅調な推移。
    国内メーカーの動向については製品需要が上向きになっていない為、生産も低調である。
    しかし市中発生薄の状況から原材料不足になっており、一部品種については輸出向けに流れている事からタイト感が出始めている。

  • 電気銅建値横ばい

    LMEは9,800ドル半ばでの推移。
    国内は依然として市中発生薄で需要も低調なことから低位安定の動きを見せている。
    中東情勢や米国関税政策の動きによっては為替と外部市況に影響を及ぼす可能性があるので、引き続き注視が必要である。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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