週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.9.8~
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鉄屑横ばい
当地区におけるスクラップの発生は依然として低い状況が続いている。
当地区メーカーは今月以降の生産回復を見込んでいるが、購入については慎重の姿勢をとっている。
また、海外相場は為替が円安に振れている事から輸出向けの動きにも注視が必要。
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13Crステンレス横ばい
国内市況は先週と比較して大きな変化は見られない。
輸出入で一部船舶スペースや運賃の影響が生じており、需要に若干の影響が出ている。
価格も先月から若干下落している為、今後の推移に注視が必要。
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18-8ステンレス横ばい
LMEは15,000ドル付近で推移。
国内市況は先週から大きな変化は無く、メーカーの生産は堅調。
市中の発生薄から「ナイモノ高」の状況が継続している。
輸出価格も大きな動きはない為、市況感は横ばい。 -
アルミ横ばい
LMEは2,600ドル付近で推移。
国内メーカーに関しては、市中原料の発生が依然薄いものの製品需要と生産がふるわず、8月にある程度は原料確保ができつつある為、6月、7月の購入意欲からはトーンダウンしている状況。
製品価格は上がっているものの、それ以上に原料高が続いている為、先行は価格調整が入る可能性はある。
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電気銅建値横ばい
LMEは9,880ドル付近を推移。為替は148円付近。
国内は依然として市中発生薄で需要も低調なことから低位安定している。
海外では大きな動きは無が、引き続き為替・外部市況の動向に注視が必要。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。