週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.9.15~
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鉄屑横ばい
当地区メーカーは夏季炉休を終え、生産量は回復傾向にあるものの、スクラップの需要は依然として変化は見られない。また先週の関東鉄源は先月同様の水準で推移しており、他地区で下落していた相場も値を戻し、相場は引き続き堅調に推移している。
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13Crステンレス横ばい
当地区の市況は先週と大きな変化はなく、需給は均衡な状況。
海外では引き合いが見られるものの、当地区での引き合いは限定的。
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18-8ステンレス横ばい
LMEは15,000ドル前後で推移。
市中の荷動きは依然として低調で、発生薄により高値傾向が続いている。
一方で、メーカーの需要は堅調ながらも、依然として値上げは慎重な姿勢がみられる
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アルミ横ばい
LMEは2,650ドル付近で推移。
国内メーカーに関しては、市中の発生が依然として少ない一方、製品価格の頭打ちや生産、受注の伸び悩みから、購入意欲はトーンダウンしている。
先行きは原料高に対して、製品の価格が反映されなければ、原料価格での調整の可能性もある。
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電気銅建値横ばい
LMEは9,970ドル付近を推移。為替は147円付近。
海外では、外部環境の影響で乱高下している。
国内は市中発生が薄く、需要も盛り上がりに欠けており、足元は変わらず低位安定している。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。