週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.10.13~
-
鉄屑横ばい
先週、関東鉄源の結果を受けて当地区メーカーは値上げを実施。当地区メーカーの需給は依然として低位安定している。
-
13Crステンレス横ばい
当地区の需給は低位安定している。
円安進行により輸出向けの購買意欲はやや活発化している。
しかし、足元の価格水準に大きな変化はない。
-
18-8ステンレス横ばい
LMEは15,100ドル付近で推移。
当地区は依然として発生薄で需給は低位安定。
円安の進行により輸出向け価格は底堅い。
しかし、為替以外に明確な上げ要因は乏しい。
-
アルミ横ばい
LMEは2,700ドル付近で推移。
国内メーカーの需要に関しては上がっておらず、生産と製品受注も上がってない中で、外部的要因でLME上昇と為替の円安加速の影響で輸出向けに流出する環境になってきているため、再び原料不足の懸念が出てきている。
-
電気銅建値横ばい
LMEは10,500ドル付近を推移。為替は151円付近。
インドネシア鉱山事故の影響により、供給面では不安定さが残る。
国内はメーカー需要・スクラップ発生ともに低位安定で、大きな変化はみられない。為替や海外市況に左右されやすい状況が続く。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。