1. HOME
  2. 週間市況予想

週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2025.10.27~

  • 鉄屑強含み横ばい

    市中の荷動きは低調であり、当地区一部メーカーは必要量確保のため引き合いを維持。
    しかし、海外市況は上昇しておらず、状況を踏まえると上げ余地は限定的。
    品不足が続くようであれば値上げの可能性もあると考えられる。

  • 13Crステンレス横ばい

    当地区の発生量は少なく、市況全体としては横ばいで推移。
    メーカーの購入意欲も低位安定しており、需給はバランスしている。
    海外相場も国内水準と同程度で、円安が下支えとなる一方、輸出船賃の高騰などもあり、
    上値は重い状況が続いている。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LMEは15,100ドル前後で推移。
    発生は依然として薄い状況で、ナイモノ高の影響もあり、価格上昇への期待感が見られる。
    円安に振れていることもあり、輸出向けは堅調である。

  • アルミ強含み

    LMEは2860ドルで推移。
    LME高騰と円安の影響を受け、新塊相場が急騰。海外向け流出もしやすい環境となっている。
    輸入塊の高騰を受けて国内塊へのシフトが進む一方、市中発生は薄く原料不足が深刻化。
    そのため、品薄による高値傾向が再び強まっている。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    LMEは10,900ドル付近を推移。為替は153円付近。
    中国の景気刺激対策等の期待感からLME上昇為替も円安で推移。
    国内メーカーの需要は低位安定している状況が続いている。
    相場の乱高下から荷動きが非常に悪い状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

↑このページの先頭へ